ひよぷら日記

ひよっこプランナーが日々思ったことをつらつらと。自分の備忘録として。 メディアとかマーケティングとか広告とか。

ARGとかゲーム×広告とか

最近は実務ばかりで、ちょっぴりグチ気味でしたw

ほわーと考えることも大事よね〜。

最近耳にする表題みたいなワード。
決して新しい概念じゃないんだけど、もやっとしていたものが
単語になることで急速に動き出すことがあるので、注目中。
(ネーミングセンスがもう少しな気がするけど)

※ARG=Alternative Reality Game
※ここでの「ゲーム」は、
ゲーム内広告とか、サイト内ゲームも否定しないけど、
メインはゲームの概念を広告に応用するという話。

このあたりのワードの共通点を探していくと、
星新一のストーリーを思い出す。

人類がだれもいなくなったことを確認するための機械の話。
ある日、機械は誰もいなくなったことを知り、
爆発して無くなってしまう、というストーリーだったと思う。(ちとあやふや)

さて、その機械はどんな機械だったか?
とてもシンプルな仕組みで、
どうやって人間だけを判別できたのでしょうか。


それは、












ボタンと腕が付いているだけ。

ボタンを押すと腕が動いてボタンを元に戻すだけ。
人々は、なんだろうと思って、
その装置に近づきボタンを押し、
何でもない動作を見ては首をかしげて去る。



人間の好奇心をうまく使った機械だなと思いました。

なぜか、触りたい、押してみたいと思う、反応を見て面白がる、
その好奇心は、人間ならではですよねー。
(キーワードその1:好奇心)

好奇心の強い動物も一部はいるけれど、
人間はお互いに伝達しあって知恵を組み合わせていったりする
レベルがかなり違うかなと思ったり。
(キーワードその2:ソーシャルコミュニケーション)

動物は生きるためにやってるけど、
人間は単純に情動を動かされること自体を楽しむことが出来る。
(キーワードその3:情動と官能)

これら3つのキーワードがどうも
ARGとかゲーム×広告とかの話に関連がある気がしてならない。
おそらくこの3点のコンボがARGとかの
成功するキャンペーンじゃないかと推測している。


話の角度はちょっと変わって、実は私はゲーマーだったりします。

ゲームとかだと、わざとらしく宝箱がおいてあったりして、
それを開くと何かアイテムが!とか。
で、友達と、あの洞窟の宝箱は○○が出るよ!とか情報交換する。

でも元々ゲームって現実を単純化したメタファであって、
現実でもそういうことはたくさんある。

だから、逆転の発想をしてしまうと、
広告は意識的に現実でやっているゲームであるとも言える気がする。

この現実というゲームを、です。

神様ではないので、すべてをコントロールできることはないけれど、
「一部だけ」参加しているようなものじゃないかなぁ。

広告を考える側は、
現実のルールを変えるプログラマーであり、
メッセージと世界観を作るプロデューサーなのではないかと。


ARGは、現実世界と虚構(架空の事件、オンライン上の出来事など)を
織り交ぜながら展開すると言われているようだけど、
私の中ではゲーム(=虚構)と現実世界の融合はデフォ。

ゲームのグッズが売れたりするのも
結局はそういうことだよねと思っていたりします。

プーペガールもバーチャル世界と現実世界の融合具合が面白い。
ルイヴィトンのキャンペーンは大正解だと思う。
(まあ多少気になる点はありつつも…)

日常会話でも一部の人とは
「それってメタルスライム並じゃない?」とかで
話が通じるし… ^^;

けっこう今の若い人やゲームに親しんでいる人は
虚構と現実の融合はデフォなんじゃないかなぁ???


あー久々に長文投稿したわー!
  1. 2008/05/24(土) 18:49:17|
  2. コミュニケーションって|
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好きなブログから興味が失せる、ある瞬間

好きだったブログで
そんなにスゴイ内容かというとそうでもない記事に
たくさんブクマが着いていると
ちょっとそのブログを読む気が失せるのはなぜ…?

私が間違ってるのかしら…。



…知っていること自体は、真の力ではないのね。
その知っていることをどう使うかなんだね。

あらためて思う。

記事を読んだときに、
「それは知っているけど、だから何?」
って思っちゃうその心の声って実は自分に向けられているんだなと気づいた。

たくさんブクマがついていることに、
しらけてしまう自分がいるのは、
だから何?の矢先が自分に向かってきて、
もう読むだけ(知っているだけ)の段階から抜け出たい気分になるからかな。


追記:
念のためだけど、Aさんのブログのことじゃないんで…
そこんとこよろしくです♪
  1. 2008/05/09(金) 01:34:05|
  2. ひとりごと|
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コンテンツはないです。

このあいだある有名ブランドの社長が、ある場で
面白いことを言っていたのだ。
(念のため:ブランドって、広告用語のブランドです。)

はっきりと、そのブランドにはコンテンツはないと言っていたのだ。

そりゃそうだな、とも思ったんだけれど、
一方で、なるほど、と思った。
ブランドの「中身があまりない」ほうが、どうも売れるようだ。

ブランドの中身があんまりない、というと失礼だが、
直訳したら「中身」ですよね。(他の意もあるケド)

そういう意味じゃないよーと誤解されるかもしれないので、ちゃんと書くと、
「ブランドにコンテンツはない」イコール、
「商品のUSPだけでは差別化できず
ブランド人格なども強烈でない」ブランドです、
と言ったも同じですよね。


たとえばウィンドウズとマック、を考えてみると、
マックはものすごい人格がはっきりしてる。
まあ、ジョブスの影響強すぎだけど。(笑)

一方でウィンドウズはよくわからない。
ビルのキャラはなんとなくわかるけど、あまり結びついていない。

さて、シェアは誰もが知るところですよね。

これはいろいろなところに見られるパターンで、
カフカの「異邦人」でこれを最初に知った感じもするし
アイドルの栄枯盛衰をみて知った感じもする。

つまり、あまりはっきりしていないほうが、”もてる”。

どうでしょうか?
好きなアイドルのことはもっと知りたいと思う内が一番楽しかったり。
癖のあるところを見たとたん、好感度が落ちたりしませんか?

もちろん何にもないのではダメなようです。
ある程度、黄金の法則のような普遍のなにかが必要なようです。

文学で言えば、時代風俗描写に偏るものや、
あまりに狭いテーマに絞ったものは
それだけ読者を狭めるようです。

あくまで普遍的なテーマで、解釈を読者にある程度ゆだねるもの、
それこそが、ロングベストセラーの共通点のように思います。

さてブランドの話に戻ると、
USPで差別化できたり、個性的なブランド人格があるものは
それだけでコミュニケーションのやり方ははっきりするし、
ちゃんと伝われば売れたりファンがつくでしょうけど、
天井がすぐに来るのではないか。

逆にUSPで差別化できなかったりあいまいなブランド人格であるほど、
コミュニケーションでいくらでも差がでる可能性が高い。
難しいけどやりがいがある。

そしてその方法のひとつは、個性をはっきり持っている、
外のコンテンツをバシバシ使いたおすことだ。
自分でなく他にやらせて、欲しいイメージだけ自分とオーバーレイさせる。

実際に件の社長の話を伺っていると、
彼らは外からのコンテンツとのコラボレーションによって
消費者とのコミュニケーションを補うやり方を
採用しているということがわかって面白かった。

大きいシェアの商品ほどあいまいで、
少ないシェアの商品ほど個性がはっきりしているのはナルホドですね。

なぜルイヴィトンは村上隆とコラボしたか?などという問いは
ある意味、聞くまでもないことなのでしょう。

(余談ですが、そういう問いを特集にたてた雑誌がありました。
あれはあえて、聞くのが雑誌の使命というか、センスなのだと思います。)
  1. 2008/05/08(木) 23:44:53|
  2. コミュニケーションって|
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